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賞味期限が過ぎたら愛着がわいてきた

去年まで「巨人で嫌いな選手は?」と聞かれると、真っ先に江藤と工藤の名前をだしていました。

FA宣言をした際に、横浜有利と言われた争奪戦の最中、「横浜には進藤さんが三塁のレギュラーにいるから申し訳なかった」という迷言を残し、元木がレギュラーとして君臨している巨人に移籍してきた江藤。
ダイエーにFA移籍する際に、「必ずライオンズに戻る。現役生活の最後はライオンズで」と感動的なセリフを残し、それから5年後に巨人に移ってきた工藤。
基本的に金でつってきた選手は好きになれませんが、この2人は特にそうでした。

しかし、今年に入ってから工藤に対する僕の思いは少しちがっています。
工藤が投げると、どうも応援しちゃってるんです(笑)
僕自身が「今年の巨人に熱を入れてるから」というのもあるでしょう。
でもそれ以上に「工藤の賞味期限が過ぎたから」じゃないかなぁ、と思っています。

FAや逆指名・自由枠などで、カネ・巨人ブランドを利用して獲った選手は愛着を持てない選手が多くいます。
ドラフト3位以下の大卒・社会人、高卒選手だと、“計算外の活躍”という意味で、なぜか応援したくなってしまいます。

工藤をFAで獲得した際には、年齢的にもおそらく巨人フロントは3年程度の活躍を計算していたことでしょう。
それがフタをあけてみれば、今年で7年目。
6年間で50勝というのは、2~3億をもらっている選手としては物足りないです。
でも、今の工藤は明らかに賞味期限を過ぎている。
そう考えると、“計算外の活躍”という意味で、急に愛着がわいてきました。
とはいっても、できりゃあ若手に活躍してほしいから、あまり頑張りすぎてもらっても困りますけどね(笑)

余談ですが、僕は上原も嫌いです。
マウンド上で苦しそうな顔を露骨に見せる姿。
ありゃあエースの態度じゃない!と思っていましたが、今日は少し上原を見直しました。
二死から鉄平にタイムリーを打たれたあと、フェルナンデスを二塁フライに打ちとったにも関わらず木村が落としたシーン。
普通の投手なら気持ちが切れて、次の山崎に打たれます。
そこをきっちり三振にしとめて、流れを止めたピッチング。
何だかんだ言っても上原はエースですね。

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【交流戦惨敗】影の戦犯

4月の快進撃がウソのように交流戦惨敗の我が巨人軍。
ハッキリした原因はいくつかあります。

小久保、由伸、阿部、上原ら、主力の相次ぐ離脱。
清水、矢野、小坂、仁志ら主力野手の不振。
林、福田らリリーフ投手の疲労。

要はまともに機能しているのは二岡と李だけなんですよね。。

ただ、それとは別に僕は影の戦犯が存在すると見ていました。
それは三塁コーチである西岡外野守備走塁コーチです。

先々週でしたか?
西武戦で、少なくとも二度の走塁指示ミスがありました。
二度の本塁憤死がありました。
先週の小関の三塁ベース踏み忘れによる李の本塁打取消しも、三塁コーチのチェックが甘かったことも原因のひとつです。
さらにサヨナラ負けのあとの、亀井との言い争い。
もちろん西岡コーチだけが悪いわけではありませんが、チームの雰囲気を悪くしてしまったのも事実。

チームの勝敗を左右するのは、前線で戦う選手だけじゃないんですよね。
監督だけでもないのです。
コーチだって大きな役割を担っているのです。

投手陣再建が称えられている尾花コーチのようにクローズアップされること。
「名判断だった」と称えられるような走塁指示。
西岡コーチの奮起を期待します。

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嫌らしい人

一昔前、僕が最も巨人に熱狂していた頃。
対戦チームに何をやっても通じない、顔も見たくもない嫌な選手というのがいました。

どこに投げても打たれるような気がする落合、清原。
走者がでると必ずしかけてくる波留。
なぜこんなに粘れるの?投手が疲れるじゃん、とイライラさせる辻発彦。
etc…。

巨人熱が冷めてくると、本当に憎たらしい選手というのはいなくなってきましたが。
今年は久々にでましたね(笑)

ロッテのバレンタイン。
盗塁、エンドラン、バスター…。
明らかに他の監督より回数が多いです。
何をしかけてくるか読めずにイライラします。
おそらく他球団から見た今年の巨人も同じような印象なのでしょうけど、その指揮を執る原監督がロッテ戦では逆に翻弄されているように感じるのは僕だけでしょうか。

昨日の5回に西岡が三塁に達した際におこなった、清水→矢野への守備交代。
普通の精神状態じゃ、やりませんよ。
だって矢野でもたぶん西岡は刺せないもん。

何をやっても勝てない選手。
今年は他球団から巨人の選手を見たときに、これに該当する選手は多いんでしょうね。
二岡、阿部の巧打、李、小久保の長打、鈴木の足など、嫌らしいことだらけだとは思います。

でもやっぱり自軍から見れば、他球団の“嫌らしい人”は気にしてしまいます。

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巨人のベストオーダーってどんなだろう?

このコラムでも何度も書いてきましたが、今年の巨人の野球はおもしろい!
何がおもしろいのか、突き詰めて考えていくと、そのひとつに“日替わり打線”というのがあります。
無条件で固定されるのは、捕手(阿部)、一塁手(李)、遊撃手(二岡)、三塁手(小久保)、中堅手(高橋由)だけ。
他は、仁志、小坂、川中、矢野、亀井、鈴木、小関らが日替わりで出場するので、見ていて飽きません。

でもそろそろ打順を固定してもらいたい、と思うのも事実ではあります。
そこで、自分なりに今の巨人のベストオーダーとはどんな感じなのか考えてみました。


1.鈴木(二塁)
2.小関(中堅)
3.二岡(遊撃)
4.李(一塁)
5.小久保(三塁)
6.阿部(捕手)
7.矢野(右翼)
8.清水(左翼)


こんな感じでしょうか。
由伸はあえて外しました。
だって、あまりにも怪我が多すぎるんだもん。
いればもちろん使いますが、「いないのが普通」「いたら儲けもの」くらいに考えた方がいいでしょう。
二塁の仁志と小坂がともにイマイチだったので、内野も守れる鈴木を1番・二塁で起用してみました。
これってけっこう名案じゃない?
守備も大きな問題があるのは左翼の清水くらいですし、かなりバランスの整ったオーダーかと思います。
関係者の方々に是非見てもらいたい(笑)

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理想の1番打者

僕はスポーツ新聞の打撃成績一覧、投手成績一覧を見るのが好きなのですが、その際に必ず注目する項目があります。
それは四球の数です。

選手の総年俸が低いのにも関わらず、毎年好成績を残すオークランドアスレチックスを作りあげた伝説のGM、ビリー・ビーンが徹底しておこなったのが、出塁率の高い選手を集めること。
出塁率が高いということは、イコール四球の数が多いということです。出塁率を最重視するということには、僕は賛成できる部分、そうでない部分があるのですが、少なくとも言えるのは、「1番打者は打率・安打数よりも出塁率を重視すべきである」ということです。

どんなに打率が高い、安打が多い1番打者でも四球の数が少なければ、チャンスを作ってクリーンアップにまわす確率は低くなります。
また、大抵の球団(特に投手が打席に立つセ・リーグの場合)、1番打者は塁上に走者がいない場面で打席に立つケースが多くなりますから、それほど安打数は重視しなくてもいいことになります。
それよりも、どれだけの確率で出塁できるかが大事になってくるのです。

そういう視点を持ちながら打撃成績一覧を眺めると、突出しているのはヤクルトの青木ですね。
6月3日現在で、四球数33はセ・リーグトップです。
通常四球の数というのは、長打力のある選手ほど警戒されて多くなるものですから、長打がないのにトップを走る青木は立派なものです。
他には横浜石井琢朗や、阪神赤星もまずまず。
1番打者ではありませんが、中日井端も同じような視点では評価ができます。
もともと、石井琢や井端は、ファールボールで粘りながら四球を選ぶタイプですから、投手にとっては最も嫌なタイプの1番打者なんですよね。

逆に規定打席に達しておらず打撃成績に顔を見せてはいませんが、巨人の清水は四球が少なく、1番打者としてはあまり高く評価はできないタイプです。
どういう訳か巨人には、清水に限らず四球が少ない強打者が多いんですよね。
清水、仁志、二岡、高橋由、阿部、みんなそうです。
清原も巨人時代はそのタイプだったし、近年では四球を選べる主力選手って松井くらいなんですよね。

話が逸れましたが、理想の1番打者とは、出塁率が高い イコール 四球を選べる選手のこと。
青木が今年、どこまで出塁率を伸ばしていくか注目ですね。

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こんな戦い方では勝てないよ…

伊東監督になってから、優勝(日本一)、3位、2位(今年現在)と及第点の成績を残している西武ライオンズ。
でもなぜか残している数字ほどに評価は高くありません。
なぜでしょうか?
内容がよくないんですよね。

日本一とはいえ、シーズンの成績は2位。
翌年も3位でプレイオフ進出とはいえ、シーズンの勝率は5割以下。
そして今年もなんとなぁく不安定。
その原因は何なのかなぁ?と考えるのですが、どうも監督にあるような気がしてなりません。

巨人との交流戦2試合を観た限りでの見解ですので、それが正しいかどうかは分かりません。
でも、無駄な投手起用が多すぎるような気がします。

伊東監督、いわゆるワンポイントリリーフを多用するんですよね。
イニングの頭に起用した投手を、ワンアウトとるだけで交代。
交代理由は右VS右、或いは左VS左の対戦にもちこむため、それだけなのです。
それだけの理由で石井貴や、三井を無駄に使ってしまう。
これってすごく勿体ないし、代えられた投手も不本意ですよね。
しかも競った場面でそれをやるものだから、もし同点で延長になった時に、投手が足りなくなるというリスクもはらんでるわけです。

12球団随一の野手層の厚さを誇り、松坂大輔という球界のエースを抱えているんだから、優勝できないことはないはず。
せめて、三井、星野、石井貴の起用法をもっと常識的なものにすれば、結果はちがってくると思うんですけどねぇ…。
勿体無い。。。

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