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藤田元司

僕は藤田采配が好きではありませんでした。
レギュラー野手は固定、先発投手は基本完投。
その融通の利かない采配に嫌気がさしていました。
9人の選手だけで試合をおこなうことが多いものですから、新聞のスポーツ結果では、巨人の欄だけが面積が小さくなっています。
それを見るたびに寂しさを感じていました。

藤田が退いて長島が就任すると、彼はアクションの多い采配をふるいます。
代打、守備固めを用途に応じて使い、リリーフ投手を適材適所で起用。
藤田野球に飽きていた自分は、そのバラエティに富んだ動きに興奮したものでした。

ところが、長島が就任してから2年、3年と経つにつれて、おかしな変化が訪れはじめます。
落合、河野、川口、広沢、ハウエル、ヒルマン、清原、江藤、工藤…。
次々と他球団の4番打者、エースが巨人に入団し、いつの間にか生え抜き選手がスタメンに名を連ねるのは少なくなっていきました。

そこで僕ははじめて藤田の偉大さに気づきます。
彼ほど個々の選手を大切にした監督は、巨人にはいなかったのではないか、と。

たしかに藤田監督の野球はつまらなかった。
あまり明るいイメージもない。
しかし事実、結果では藤田は長島を上回っています。
在任中の球団の人気だってそうではないでしょうか。
僕のように80年代後半から90年代前半にかけての生え抜きだけで強かった巨人が好き、という人は多いはず。

死ぬ間際まで藤田は巨人のことを心配していたといいます。
彼を本当の意味で安心させるのは、ムダな補強に頼らなくても強い、本当の意味での“永遠に不滅”な巨人なのではないでしょうか。

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予告先発の是非

皆さんは予告先発に賛成ですか反対ですか?
僕は大賛成です。
なぜならそれは、ファン視点にたったときにメリットが大きいからです。

例えば4月のある金曜日。
土日に松坂の投げる試合を観に行こう、と計画していたとします。
前日に松坂が投げると分かれば、恋人・友人・家族を誘って観に行く計画も立てやすいでしょう。
しかし当日、それも試合開始直前にならなければ松坂が投げるかどうか分からない、となると、知人を誘いづらくなってしまいます。
ファンサービスを徹底する意味でも予告先発は必要です。
僕はむしろ3日前くらいに先発投手を発表してもよいのではないかと思っています。

楽天の野村監督が予告先発を痛烈に否定していますね。
先発投手の駆け引きがあってこそおもしろい、というのが彼の持論ですが、それはあくまで監督の自己満足。
そりゃ、あなた先発にリリーフ投手を使って、ワンアウトとったらすぐに“真の先発”に交代、なんてやられちゃ球場にきているファンはしらけますよ。

選手のお給料は、もとをたどればファンのお財布から支払われているもの。
民間企業が顧客第一主義を掲げるように、プロ野球だってファンあってものなのだから、ファンサービスを最大限に追及する必要があると思いますよ。

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