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3年後の相撲界に光☆

大相撲九州場所は朝青龍の優勝で幕を閉じました。

今場所の最大の話題といえば「魁皇の綱とり」だったのですが、12勝に終わり横綱昇進は見送りとされました。
正直、ホッとしてます。
だってたった12勝で昇進って…。
過去に大乃国がそうだった気がしますが、彼はその前の場所全勝優勝だし、いくら横綱が1人しかいないからって12勝で昇進はありえませんよ。
もう少し我慢すれば、白鵬、稀勢の里、琴欧州が横綱になるんだし、若の里や露鵬も大関に上がってくるでしょう。
その時は、魁皇引退の時かもしれません。
いやその前に禿げで髷が結えなくなるかも!

とにかく焦って実力に欠ける横綱を作ることはない。
今の相撲界を落合流に言えば「なぁんも心配することはないですよ」という状況なのです。

稀勢の里あたりの正統派ヒーローに朝青龍が喧嘩をふっかければ、相撲界はもっともっと盛り上がっていくでしょう。

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選ばれて嬉しい?それとも…

新潟県中越地震復興支援チャリティーマッチに出場する、ジーコジャパン・ドリームチームのメンバーが発表されました。
メンバーは元日本代表の功労者が中心です。
しかしこれは「功労者」という言葉がつきまとう以上、選ばれて嬉しい人もいれば、まだ現役代表を目指している選手にとっては微妙な心境なのではないでしょうか?

まず選ばれて確実に嬉しいのは、駒野と大黒の2人の若手でしょう。
この2人は「将来性を買われての選出」という意味で、2人とも「光栄です」とコメントを残しています。
他にはすっかり代表から遠ざかっている小村、山口、本田、沢登、伊東あたりは喜んでいるのではないかと思います。
同じく代表から遠ざかっている城は、年齢がまだ29歳なだけにちょっと複雑かもしれません。
つい最近までジーコジャパンの主力だった秋田、名良橋、服部、名波、中山は微妙なところか?
問題は森岡と明神でしょうね。
森岡はチャンスさえあれば代表に定着してもいい位置にいる選手です。
明神なんて層の厚い中盤で選出されるのは厳しいけれど、まだ26歳ですよ。
この2人を「功労者」という意味で選出しているのであれば、それは失礼だと思います。

でも最も「功労者」としての選出を不服に思っているのは、今でも現役代表を目標にサッカーをしているカズなのかもしれませんね。

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清原のしたたかな計算

昨日のファンフェスタでの光景には身震いがしました。
堀内がマイクで挨拶をしている間、外野スタンドからの「キヨハラ」コールがそれをかき消しているのです。
中には「空気を読め、堀内!」という野次もあったそうで、自分も行けばよかったと悔しい思いをしています。

各スポーツ紙の報道によれば、清原の心は既に巨人残留で決まっていて、この声援によってその決意がより強固なものになったようです。
実際に、報道陣の「巨人ファンにとっては朗報ですか?」との問いに、「と思います」とコメントしているので、残留は間違いないでしょう。
しかし残留したところで、フロントは既に清原本人に「構想外」の意思を伝えているため、出場機会があるのかどうかが問題になってきます。

ここから先は僕の予想です。
「構想外」を打ち出している以上、清原はスタメンでは試合に出られないでしょう。
しかし、清原がベンチを温めることになるとファンが黙っていません。
それは今季ペタジーニが起用されている時期や、昨日のファンフェスタでの「キヨハラ」コールが証明しています。
ファンの世論が「清原スタメン」に傾けば傾くほど、首脳陣は苦しくなります。
視聴率を欲しがる日テレからの圧力もかかるでしょう。
堀内はいずれスタメンで清原を起用せざるを得なくなるのです。
ここで清原が結果を残せば清原の勝ちです。
そのまま使い続けることになるでしょう。
もし結果を残せなければ「そら見たことか」となって再びベンチに逆戻り。
ファンにも「戦力にならない者は使えない」と言い訳ができます。

おそらく清原はここまで計算して残留を決めたのでしょう。
これは彼にとって選手生命がかかった最後の賭けなのです。
ファンに後押しされて清原の名前がスタメンに刻まれる日は必ず来ます。
そこでどういう結果がでるか。
男・清原和博の生き様に注目です。

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来季の巨人を占う

巨人がレッドソックスからFAになっていたゲーブ・キャプラー外野手と契約しました。
今季の成績は、136試合で.272、6本塁打だそうですが、魅力的なのは守備力。
フロントは彼の守備力を「某球団の肩の強いセンターより評価している」とコメントしています。

もし、「某球団の肩の強いセンター」が中日のアレックスのことであり、本当にそれ以上の守備力があるのならば、これで巨人の守備網は完成です。
捕手阿部、二塁手仁志(鈴木)、遊撃手二岡、中堅キャプラーのセンターラインは12球団でも3本の指に入るでしょう。
これまで当サイトで何度も何度も指摘してきたように、松井秀喜の穴は打撃ではなく守備であり、アレックスレベルの守備力を持つ外国人を獲得できれば簡単に埋まるものだったのです。

打線も大砲ばかり揃えた今季の「点」ではなく、来季はバランスの良い「線」ができるでしょう。

1.清水(一)
2.二岡(遊)
3.ローズ(左)
4.小久保(三)
5.高橋由(右)
6.仁志(二)
7.阿部(捕)
8.キャプラー(中)

元巨人ファンとしては、ローズと小久保を省いて、清原や元木(斉藤)を使いたいのですが、私情抜きで勝利に徹した打順を組むとしたらこうなるでしょう。


問題は投手陣です。
個々のレベルは高いのですが、如何せん監督・コーチがそれを使いこなせていない。
基本的なところでは、起用法が安定しないため(特に木佐貫と久保)、投手陣と首脳陣との信頼関係が崩れいているように思えます。
この溝をどう埋めるか?

原監督が初めから河原にクローザーで使うことを伝え、その起用法(1イニング限定)も告げていたことは有名です。
桑田にキャンプ中から「先発1本で行く」と話していたというエピソードもあります。
このように監督の意思がハッキリわかっていれば選手たちはやりやすいのでしょうけどね…。

僕なら先発は5人制で中4~5日にして、上原、高橋尚、木佐貫、久保の4人を軸にし、残りの1枠を内海、林、野間口ら若手で争わせます。(工藤はもういいよ)
中継ぎは調子の良い選手を5~6人1軍に置いておき、「3連投はさせない」「週に2~3試合投げさせる」等のルールを定めて、年間フルに働けば50~60試合の登板になるように起用します。
クローザーは出来れば若手の鴨志田にやらせたいですね。
それがムリなら外国人を獲得、それもムリなら中継ぎで最も調子のよい選手を持ってこざるを得ないでしょう。


これが出来れば巨人は余裕で優勝できると思うのですが…。
先発完投時代の心酔者である監督様はいかがお考えでしょうか?

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どうする?「元大関」

96勝63敗96休。

ある力士の、ある期間の成績です。

勝敗だけ見ると、ちょっと強い関脇といったところでしょうか。
でも休場が異常に多いから、力はあっても関脇の座は維持できず、前頭上位ともとれます。
でもこれ、関脇でも前頭でもなく、大関の数字なのです。
大関栃東の大関昇進から今場所終了までの成績なのです。

この数字を見てのとおり、ハッキリ言って栃東には大関の実力がありません。
これは栃東に限らず、僕の中では栃東、魁皇、武双山(今場所で引退)の3力士は、どうにも大関としての信用が置けないのです。
この3力士に共通して言えるのは、大関候補と言われながらパッとせず、長い間関脇で居続けたことです。
そして曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸、貴ノ浪の引退・衰退の時期に全体のレベルダウンに乗じて大関に昇進した。
どうしてもそんなイメージがこの3人には付きまとうのです。

その後、魁皇はよほど努力したのでしょう。
優勝争いに頻繁に絡み、横綱候補最右翼の位置をものにしました。
しかし武双山は相変わらず関脇時代と変わらぬ成績で、一度大関陥落を経験したのち、今場所4日目で引退することになりました。
そして栃東は96勝63敗96休という不名誉な成績を残して、来場所の大関陥落が決定的になっています。

この程度の成績しか残せないのであれば、栃東にはもう二度と大関には上がってきてほしくないです。
来場所中途半端に10勝して大関再々復帰なんてことはあってはならないことです。
それが許されると、大関とは2場所負け越しても3場所目に10勝すれば安泰な位置、極端に言えば「全休-全休-10勝5敗」で安泰な位置となってしまいます。
しかしながら再復帰が許されないのであれば、栃東には現役でやる意義がなくなります。
それならば、いっそのこと来場所は全休して前頭からやり直すべきではないでしょうか。
1場所10勝するだけで大関に昇進するのではなく、大関昇進の基準である3場所で33勝を達成しての再々昇進を目指すべきです。
厳しいですが、そうでもしなければファンは納得しないでしょう。

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メジャーで通用する野手は誰?

データで野球を語るタイプの自分にとっては、これは難しいテーマです。
なにせサンプルがイチロー、新庄、田口、松井秀喜、松井稼頭央の5例しかないのですから。

この5人を成功か失敗かに分類すると、イチロー、松井秀、田口が成功、新庄が失敗、稼頭央が「?」になります。
イチローと松井秀が成功のカテゴリーに入るのには異存はないでしょう。
田口は1,2年目こそ苦戦はしましたが、今年はようやく花開いたといったところ。
いやむしろ、イチローと松井が特例であり、普通の選手なら田口のようにアジャストメントするのに3年くらいはかかるのでしょう。
そういう意味で稼頭央の成否はまだ判断できません。
この2~3年が勝負になるでしょう。
新庄は成功者のイメージがつき勝ちですが、メジャー挑戦前年と今季の成績をメジャーでの3年間と比較すると、メジャーで実力を発揮できたとは言えません。

この少ないサンプルを元に、メジャーで成功するのはどういうタイプか自分なりに考えてみました。
以下がその分類です。

①飛びぬけた走力・守備力を持っている選手
②優れたミート力を持っている選手
③三振が少ないパワーヒッター

かなり大雑把な分類ですが、「適応能力がある」とか性格的な面を入れるとここでは論じきれないので、とりあえず野球技術では以上の3点です。
5人のメジャー経験者に共通して言えるのは、メジャー初年度の本塁打が、日本での最終年の3分の1程度まで減っているのです。
日本人が単純にパワーだけでメジャーで勝負しようとするのはムリがあるのかもしれません。
しかしそれ以外の部分、つまり走力・守備力ならメジャーの選手と互角に戦えるでしょう。
ミート力もしかりです。
ただ、だからといってパワーヒッターは皆ダメなのかというとそうではありません。
3分の1程度に本塁打が減る理由は、パワー負けの他に「わざと本塁打を捨ててミート中心の打撃をする」か「ムービングボールへの対応にてこずる」の2点があげられます。
前者はイチローの例、後者は松井秀、新庄、稼頭央の例です。
後者の場合、大振りで本塁打を量産するタイプの新庄、稼頭央はムービングボールに対応するのが難しいですが、スイングスピードで本塁打を量産するタイプの松井秀なら対応することなら出来てしまうのです。
慣れさえすればあとはパワー負けしないだけのパワーを身につけるだけ。
松井秀はそれによって今季、昨季のほぼ倍となる31本塁打を放ったのです。
逆にいえば稼頭央は、日本でのバッティングスタイル(本塁打も多いが三振も多い、つまり大振り)を改めなければこれ以上の飛躍は難しいかもしれません。
稼頭央は走力・守備力があるので、イチローのようにミート中心の打撃にすれば成功できるでしょう。
しかし彼には他人にはないセンスがあります。
松井のようなコンパクトで鋭いスイングで長打を狙うことだって出来ると信じています。

さて、「日本人では他に誰が成功できるのか?」
これを言いたいがために長々と論じてきました。
この3つの成功条件をもとに、メジャーに行けばおもしろいんじゃないかなぁ、という野手を各条件別で思いつく限り挙げていきます。

①赤星、川崎
①②井口
①③二岡
①②③高橋由
②清水、前田、谷、福浦、立浪
②③松中、城島(捕手以外で)、小笠原、和田

といったところでしょうか。
こうしてみると、②のみの選手は平凡すぎて選手層の厚いチームでは田口のような扱いになるかもしれません。
おもしろいのは赤星。
彼は日本とまったく変わらぬ活躍ができるような気がします。
二岡の守備は(特に肩)は超メジャー級、打撃さえ開眼すればおもしろいでしょう。
松中、城島、小笠原、和田の4人は本塁打が多いのに三振は少ないし打率が高いので、アジャストメントすれば松井秀クラスな活躍ができるかもしれません。

さて、ここに当然あるべき名前がいくつか入っていないのに気づいたでしょうか?
中村紀洋、岩村、仁志の3人です。
実はこれが言いたくて今回のコラムを書いたのですが(笑)
3人に共通するのはパワーヒッターで且つスイングが大振りなのです。
これではメジャーのムービングボールに苦戦するでしょう。
岩村が『プレイボーイ』のインタビューで「25歳時の松井の本塁打数を上回ったことが嬉しい」とコメントしていましたが、いくら40本打てても173三振ではメジャーでは通用しません。
幸い彼は平均点以上の走力・守備力があり、その気になればミート中心の打撃もできるので、本気でメジャーで成功したいのならモデルチェンジをすべきでしょう。
仁志もぶんぶん振り回して20本台ではメジャーでは.250、一桁本塁打で終わるでしょう。
彼の守備は天性のものではなく、悪い意味ではなくデータを駆使したものなので、そのデータのないメジャーで持ち味の守備力を発揮できるかどうかは疑問。

メジャーで通用する野手は意外と少ないのかもしれません。

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「松坂世代」の異端児

「松坂世代」と呼ばれることを嫌う杉内や久保田のことではありません。
PLのエースとして甲子園で活躍し、立教大で完全試合を達成したにも関わらずアナウンサーになった上重のことでもないです。
念のために言っておきますが、僕のことでもありません(笑)
第68代横綱、朝青龍明徳のことです。

実は朝青龍、年齢的には「松坂世代」。
僕と同い年になるのですが…。
初めは日本人の道徳観念を持たぬこの男を激しく嫌悪していました。

土俵上での不謹慎な態度。
いくら番付上は自分の方が上とはいえ、平気で年上の力士を呼び捨てにするふてぶてしさ。
稽古場でのイジメまがいのしごき…etc
あまりにも腹が立ったので、わざわざ国技館に出向いて土俵入りの際に「ドルジ(朝青龍の本名)モンゴルに帰れー!!」とヤジったこともありました。

ところがそんな嫌悪感がある日、親近感に変わったのです。
その瞬間はいつだったかの本場所中でした。
朝青龍が対戦力士の後ろにまわり、大技釣り出しを披露しようとして失敗。
それも一度ではなく何度も何度も挑戦しては失敗しているのです。
後ろにまわっているから、そのまま送り出せば楽に勝てるのを、わざわざ大技を披露しようと粘っているのです。
この光景を見て思いました。
こいつは「魅せる相撲をしようとしている」「ファンサービスを心得ている」と…。

同じ魅せる相撲でも、朝青龍のそれは舞の海のそれとは違います。
舞の海はファンに楽しんでもらうために次々と新技を開発していきましたが、それは同時に自分が勝つために必要なことでもありました。
しかし朝青龍の場合は、何もムリして大技をかけずにも正攻法で勝てる実力を備えているのです。
いや逆に大技をかけることで体に負担がかかり、スタミナの消耗、ケガの不安などのマイナス要素が生じるのです。
それでも彼はただの勝利に飽き足らず、「魅せるため」の相撲を披露してくれているのです。

こうして親しみが沸いてくると、今までの一連の悪行がすべて違った角度から見えてきます。
朝青龍は意識して話題作りをおこなっているのではないか?
人気低迷の相撲界を盛り上げるために、わざと自らヒールに徹しているのではないか?
と思えてきたのです。
例えば勝ち名乗りを上げるときの手刀を左手でおこなうことに横綱審議委員会からクレームがついた際に、「直すようにする」とコメントしておきながらまったく直そうとしない。
でも素直に直してしまってはおもしろみがありません。
我々ファンは「あいつ、また左手で手刀をしてるよ」と見ることで、ますます朝青龍の行動から目が離せなくなっていくのです。

朝青龍の言動は、角度こそ違えど、(たぶん)ファンサービスを意識している点ではイチローや新庄と同類のものです。
千代の富士や若乃花を応援したときのように、「勝ってほしい」とは思わない。
「次は何をやらかしてくれるのか」
そう期待することで僕は朝青龍、ならびに相撲から目が離せなくなっていくのです。

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石川雅規

「3年目が大事なんです。プロは3年続けて結果を残して初めて一流と言えるのです」

これはイチローがメジャー3年目となる2003年の開幕前にコメントしたものです。
僕もこれにはまったく同感です。
日本ではたった1年、2年結果を残しただけでそのインパクトが強いために長い間評価をうける選手もいれば、隔年で活躍するためにクビにされずにずっと球団に居座り続けている選手もいます。
翌年活躍できる見込みがなければ即クビ、といったメジャーのようなシビアなシステムをつくるべきでしょう。
そういった習慣があり、ハッキリ数字を分析できていれば、中日が川崎憲次郎に騙されることもなかったのです。
川崎はヤクルト時代にエースとして活躍していたように思われがちですが、実働11年間で二桁勝利をあげたのはたったの4回、そのうち3回は2年目~4年目にかけてであり、その後の二桁勝利は7年間で1度だけ。
彼のピークはとっくに過ぎていたのです。

現在プロ野球で3年連続で二桁勝利を継続中の投手はいったいどれだけいるのでしょうか?
実は、上原浩治、井川慶、金村曉、石川雅規のたったの4人だけなのです。
この中で今回注目したいのが石川雅規です。
上原、井川、金村がタイトルホルダーなのに対して、彼のみはノンタイトル。
というより彼は新人から3年連続二桁勝利という偉業を達成しているのです。
成績自体は、12勝9敗、12勝11敗、11勝11敗と地味です。
しかし地味ながら3年続けて二桁勝利をあげるというのがどれだけ難しいかは「現在たった4人だけ」という結果がそれを証明しています。
しかも新人から3年連続というのは、僕が野球を見はじめてからのここ15年では記憶にありません。
原辰徳が地味ながらも入団以来12年連続20本塁打という当時の記録(その後清原に抜かれる)を作り上げたように、石川も怪我なくローテーションを守って記録を伸ばしてもらいたいです。

海の向こうではグレッグ・マダックスが17年連続15勝を継続中です。
えーと日本で連続15勝をしているのは…。
かろうじて一人、岩隈が2年連続15勝です。
松坂、井川、上原あたりには2年以上続ける力があるんでしょうけどね。
みんなメジャー志望か…。
ちなみに来季は和田毅が入団以来3年連続二桁勝利の偉業に挑戦します。

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堀内爆笑発言

「堀内監督が敢えて語る 落合監督、須藤前ヘッドは卑怯だ!」という見出しに惹かれて『週刊ポスト』を読みました。
この記事は金田正一との対談形式なので、週刊誌にありがちなガセネタではなく実際に堀内監督の口からでた言葉だとうけとって間違いないでしょう。

まず須藤前ヘッドが何で卑怯なのか?
どうやら退団してから「堀内は監督の器じゃない」と批判を繰り返しているらしいのです。
堀内に言わせれば「辞めてから批判をするのは卑怯だ」ということですが、これはまぁ一理あります。
ただ「清原ら主力選手と監督とのコミュニケーションがとれていなかった」という須藤前ヘッドの指摘に対して堀内は「監督が一選手と話す必要はない」「それはヘッドコーチの仕事であり、彼はそれをしなかった」というような言い訳をしています。
「監督と選手は話すべきではない」って…。
原も星野も落合も自ら選手やその家族と上手にコミュニケーションをとって人身掌握に成功したのですよ。
仮に「それは監督ではなくてヘッドコーチの仕事である」という堀内理論が正しいとしましょう。
ヘッドコーチがその仕事をサボっていたら監督はどうしますか?
自ら動いて選手と対話していくべきでしょう。
それすらせずに責任を部下におしつけるのは本末転倒ですね。

次に落合監督の方ですが、中日が対戦相手によって使用球を変えていたのが卑怯なのだそうです。
これについては前コラムでも言及しました。
規定の範囲内であればどんな球を使ってもいいというルールが存在する以上は、落合のとった策は勝つための当然の策であり、決して卑怯ではありません。
「堀内は全球団が試合球を統一すべきだ」と語っています。
これは僕も同感です。
ルールを変えて、試合球はコミッショナー統括の元、全球団同一のものにすべきでしょう。
笑ってしまったのは次の発言です。
「非力な打者が逆方向にホームランを打つなんて考えられない」
これってつまり、いわゆる「飛ばないボール」に統一すべきだという意味の発言ですよね?
飛ぶボールを使って259本もホームランを打ったのは誰が率いるチームでしたっけ?
非力な打者に逆方向にホームランを打たれたくないなら、せめて使用球選択権のある東京ドームでは「飛ばないボール」を使えばよかったのではないでしょうか?
今の巨人の監督は、こんな矛盾した発言を平気でマスメディアに向けて発する男なのです。

その他にもアホまるだし発言が数点ありました。
「選手に勝つ気が感じられない」という元阪神監督のコメントをそのままコピったような発言。
今年の敗因について聞かれ「FA補強をしすぎた」「今年はFAで打者をとらない」と正論を吐いたかと思えば、「FAではなく外国人で補強する」という同じ発想のちんぷんかんな発言。
「最大の敗因はクローザーの不在だった」「巨人でクローザーに最も向いているのは上原、次に木佐貫、でも彼らを後ろに回せば先発がいなくなるから河原を使わざるを得ない」というのもありました。
先発は上原、木佐貫の他にも、工藤、高橋尚、久保、林、内海、桑田、真田…と数だけならたくさんいます。
木佐貫や久保を先発にしたりリリーフにしたり、一貫して使わないから安定しないのです。

明らかに自分に非があるのにそれを認めない。
というより自分に非があると分かっていない。
堀内恒夫が監督である限り、巨人の優勝は不可能でしょう。

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楽天に期待すること

テレビメディアを見る限りは、思ったより仙台市民の楽天歓迎ムードは強いようでホッしています。
もっとも「百聞は一見に如かず」ですから、本質は実際に東北で暮らしている人たちにしか分からないのでしょうけどね。

当コラムではこれまでライブドア支持をキョーレツに宣言してきましたが、決まった以上は楽天に東北のプロ野球の未来を託そうと素直に思っています。
ただそれとは別に今回の審査方法でどうしても腑に落ちないものがあります。
それはNPBが楽天選出のいちばんの理由に挙げた「経営球団の継続性」というものです。
「親会社の財務状況は経常利益、総資産、売上高で楽天が勝り、赤字に堪えうる企業体力がある」という説明ですが、なぜ初めから「赤字がでる」と仮定して審査をせねばならないのか?
たしかにパ・リーグ各球団の年間赤字額は平均30億円ともいわれています。
しかしそれは各々が適切な経営努力をしてこなかった結果でた数字とも考えられます。
伝統と格式を重んじた結果、時代のニーズに対応した変化を施さなかったために発生してしまった数字なのではないでしょうか?
ライブドアはその現状を打破しようと参入を企図してきたのだから、「赤字がでること」を前提に審査を進めたのはナンセンスとしかいいようがありません。

それだけに僕が三木谷社長をはじめとする楽天経営陣に期待するのは、この救いようのない他球団の経営陣の波にのまれないことです。
今朝の朝日新聞には「閉鎖社会に物わかりのいい『仲良し』が増えた?」というコメントとともに、巨人、西武、オリックス、横浜のマスコットが三木谷社長を胴上げしている風刺が載っていました。
世間はそういう目で見ています。
楽天はたしかにライブドアに比べればナベツネらの爺さんのご機嫌を伺ってここまで辿り着いたという感は否めないし、そうすることが参入を勝ちとるためには賢い方法でした。
しかし決まった以上はもう爺さんたちに遠慮せず思いっきり好きなようにやってほしい。
「旧勢力を打破する」という堀江社長の志を継ぐというわけではないですが、そのくらいの気持ちでやってほしいです。
それがファンの心を掴む手段のひとつでもあると思います。

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膿をしぼりだして明るい未来を

僕の訴えもむなしく、東北地区への新規参入球団がヴィッセル神戸のオーナー企業楽天に決まってしまいました。
各メディア媒体が「初めに結論ありき」と批判したように、審査の過程は極めて不透明な観が多かったように思えます。
こういう「密室体質」が打破されぬ限りプロ野球に明るい未来はありません。

巨人もしかりです。
昨年「巨人ファン決別宣言」をした僕ですが、今のところ来期もファンに戻るつもりはありません。
理由は堀内が監督だからです。
おそらく来期も巨人は優勝できないでしょう。
理由は堀内が監督だからです。

これまでもコラム「堀内恒夫の解説」などで、彼の非理論的な解説を批判してきましたが、先日も耳を疑うちんぷんかんぷんな発言がありました。
その内容とはミズノ製の「飛ぶボール」について、「全球団使用球を統一すべきだ。対戦相手によって使用球を変えるのは卑怯だ」と暗に中日を批判したうえで、「俺の現役時代は7,8番がちょこんと当ててホームランを打つなんて考えられなかった」というものです。

銭で4番とエースをかき集めている球団の監督が「卑怯だ」とは笑止千万です。
それに試合球は「規定範囲内のボールであったら何を使用してもよい」というルールがある以上は、毎試合使用球を変えるも変えないもホームチームの自由。
銭で集まったホームラン打者たちを抑えるために飛ばないボールを使うのは常套手段なのです。
(ちなみに僕は全球団使用球を統一とまではいかなくても、飛ぶボールは廃止すべきだと考えています。)

さらに支離滅裂なのが得意の「俺の現役時代は」というお話です。
キャンプでは毎日何百球投げた」とか「完投して中4日で投げた」とか自慢話をよくおっしゃいます。
が、カン違いしないでほしいのは今は西暦2004年だということです。
1970年代じゃないのです。
21世紀のプロ野球はあなたの大好きな根性論ではなく理論、科学なのですよ、堀内さん。
打順の概念だって変わってきているのです。
「2番打者=バント」ではなく、今では2番に20本くらい本塁打を打てる長打力のある打者を置くのは常識です。
7,8番だって巨人打線は別の次元の話ですが、野村監督が29本塁打のミューレンを8番にしたことがあったし、近年でいうと西武の中島、阪神のアリアス、矢野など強打者が座っていても違和感はなくなってきているのです。
僕の「理想の打線」でも8番には20本塁打の打者を置いています。

近藤先生…じゃなかった堀内監督、時代は動いているのですぞ。
あなたの頭が近代野球を理解せぬ限り、巨人の優勝は不可能でしょう。

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