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楽天に東北の土を踏ませるな!

日記「ありふれた生活」に続き、野球コラムもブログに移行しました。
それに伴って名称を「野球コラム」から「スポーツコラム」に変更です。
これからは野球に限らずスポーツ全般幅広い分野に対して意見を述べていきたいです。
といってもおそらく野球9割、その他1割といった具合になるんでしょうけどね(苦笑)

日記はともかく野球コラムは「少しでも多くの人に見てもらいたい」という性質上もっと早くブログにすべきだったかもしれません。

さて記念すべき第一回のテーマは「球界再編問題」です。
今年はオリックス&近鉄の合併問題にはじまり、更なる球団削減、1リーグ制移行など、様々な「改悪」が施されそうになりましたが、古田ら選手会の努力とファンの後押しにより2リーグ制維持、新規参入の認可など、球界が新しい方向へ進むための布石が打たれました。
それどころか、ライブドア、楽天の他にもシダックス、新潟アルビレックス、スカパー、ソフトバンクなどが球団経営に興味を示していて、将来的には球団拡張の可能性があるという明るい兆しが見えてきました。

この球団拡張は僕の古くからの持論です。
3年前のコラムに「球界構造改革」と称して、「セ・パ8球団制」「北海道・東北・四国・九州に各一球団ずつの設置」という希望を書きました。
これは当時はあくまで「希望」の域を超えないものでした。
知人からは「おもしろいけど発想がぶっ飛んでいる」と言われ、自分でも「悔しいけど、まず実現不可能だろう」と思っていました。
ところがそれが現実味を帯びてきた、それどころか四国に独立リーグができ、東北にもその構想があるという僕の希望を超える「改善」がなされつつあります。

この辺からが今回の本題になるのですが、だからこそライブドアVS楽天の東北戦争は慎重に事を運んでいかねばならないと思うのです。

というのも、今回の新規参入はどうやら楽天が勝ちとりそうな気配なのですが、みなさんがご存知のとおり楽天はJリーグのヴィッセル神戸を経営しています。
もし東北地区でプロ野球団を持つなら、ヴェガルタ仙台やモンテディオ山形との業務提携を視野にいれるべきであり、その際にヴィッセルの存在が支障をきたすことになりかねないのです。
そのため宮城県民は楽天に嫌悪感を抱いていて、逆にライブドアを歓迎するムードがあるということが世論調査の結果わかっています。
おそらく楽天がヴィッセルを経営していなければ宮城県民は彼らを歓迎するだろうし、仮に楽天のライバルがライブドアではなくシダックスやスカパーでも、あるいはアコムだとしても県民はその企業を支持するでしょう。

そこで考えねばならないのが、「将来的には球団拡張の可能性がある」「球団経営に興味を持つ企業が複数存在する」という事実です。
何も東北に球団がないからといって、今すぐ東北に球団をつくる必要はないのです。
焦って他地域のJリーグチームを経営している異質な企業を迎えるのではなく、数年後にあらためて障害のない企業を迎えるという手段だってあるはずです。
その方が宮城球場を満員にするためにはベターな手段なのではないでしょうか?

僕は楽天の球界参入には反対ではありません。
ヴィッセルの経営者である楽天が東北地区に球団をつくろうとしていることに反対なのです。
もし楽天が球界に参入するのであれば、Jリーグと提携をしやすい神戸にフランチャイズを置くべきであるし、どうしても東北でやりたいと言うのであれば、ヴィッセルを手離してから参入にのりだすべきです。
どっかの球団の幹部が「数字を見ればあきらかに楽天有利」と発言したそうです。
僕は断言します。
いかに楽天の経営状態がライブドアを上回っていようとも、「ヴィッセルを持っている」という一点の理由のみで楽天は東北にフランチャイズを置くべきではない!

この問題、東北人のみなさんはどう考えているのでしょう?
意見を聞きたいです。

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